2016年5月

命は、繋がった。(篆刻:繋)

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ツバメのヒナ5羽は親が餌を運んで、順調に育っていた。ところが金曜の夜、猫の
サバとタイがツバメのヒナを3羽くわえて来た。1羽はお腹をかじられているが、猫は
こんな噛み方をしない。巣を見たら、崩れた中に1羽だけ残っていた。巣の下の柱に
アライグマの深い爪痕があった。親はいない。ヒナを守るために蚊取線香を焚いた。

翌朝、親は遠巻きに警戒していたが、やがて餌を運びはじめたので、ひと安心した。
4時頃、草刈りが一段落して、カミサンと遅いコーヒーを飲みながら、巣を見上げて
「しかし、親が前ほど真剣に餌をやっていないな」と言ったその時。ヒナが巣を飛び
出した。飛ぶというより落ちるように、それでも離れの玄関の前の南天の花の房に
とまった。親はすぐ来て、そばの枝にとまったり、餌をやったりする。サバとタイが
気づいたので、叱ったり、追い払ったりしながら、見守ること6時まで2時間。暗く
なったらどうするか、心配をはじめた頃。ヒナは少し高い離れの屋根に飛び上った。
親も近づく。次は、さらに高い母屋のひさしに飛んだ。親もそばに行くが、しばらく
して飛び去る。残されたヒナは、ついに親を追うように、空高く飛び上った。よかった!

親が餌を減らしたのは危険なここから巣立たせるためだった。まだ産毛が残るヒナも
餌をもらううちに力を蓄えた。すごいなあ、生きものは。そうして命が繋がったのだ。

WINDOWS 7に、戻す。(篆刻:戻)

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くどいようだがWINDOWS10バージョンアップの続き。SDカードを認識しないに続いて、
音が出ない、音楽CDも取込めないことが判明。マイクロソフト(MS)の電話は通じない
から、ダメ元でPCメーカーの東芝にメールした。返事は「この機種はWIN10に対応して
いない。7に戻せ。10のままだとサポートもしない」というので、驚いた。MSは10にしろ
と急かせるし東芝はダメという。この業界は根っから狂っているが、PCは不可欠だから、
東芝の言うようにしたら20分ほどで7に戻った。不具合はゼロ、ストレスもゼロになった。

ところが、このドタバタの最中、MSのプレミアムサービスが自動更新され、約15,000円が
支払われてしまった。365日24時間、技術のプロが迅速な対応という有償サービスだが
2回ほど利用して、その後電話がいつもつながらず放っておいたもの。MSのサイトを
探しまわって「チャットで質問」を見つけた。そこでやっとプレミアムサービス用の専用電話が
判った。電話はすぐに通じて、WIN10の惨状を話す。自動更新でお金は取るのに、電話は
つながらない、解約したいと言ったら素直に応じた。電話の向こうは疲労困憊の様子だった。

「戻」は元、戸と「大」ではなく「犬」だった。戸の下に犠牲の犬を埋めて呪禁とし、これを
侵せば罪となること。MSといえども、10に対応していないPCに侵入して10にしろと
いうのは大きな罪ではないか。メディアがやっと問題にしはじめたが、遅すぎる甘すぎる。

WINDOWS 10に、イラつく。(画像:苛)

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WINDOWS10の無料バージョンアップが6月いっぱいとか知っていたし、頻繁に
ダウンロードしろと言ってきたが放っておいたら、何と5月16日に自動的にする
という。週の頭にPCが訳の判らない状態にされるのも嫌だし、歯茎の腫れがまだ
引いていないので草刈りを休んだ土日に思い切ってやることにした。インストール
それ自体は2時間ほどで終わったのだが。やはり問題、不都合は起きたのです。

スキャナのアイコンが消えた。デバイスにスキャナを見つけてアイコンは出来たが、
形が変で、今まで通りのスキャンができない。インストールし直さないといけないと
判って、やっと元の使い勝手になった。次はカメラのSDカードが認識されなくなった。
ネットで調べてやったがダメだから、カメラからケーブルで取り込む。その花の画像を
選んで名前を付けてホルダーに入れたいのに、「同じ名前があるから置き換える」か
「スキップする」かしか選べない。WIN7では、同じ名前があれば(2)とか(3)にできた
のに。妙なEdgeとかになってインターネット・エクスプローラのアイコンも消えたから、
やっとアクセサリ(!?)から探し出した。これではかなわんと、アマゾンで「パーフェクト
マニュアル」を注文した。プライムで当日にも届くはずが、3日目に郵便で届く。この
苛(いら)々は当分続くだろう。「苛」は原稿のまま。手間をかけるのも腹が立つから。

草に泣く。(写真:百野草荘看板)

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先日の奈良シニア大学の講演で、雑草だらけの百野草(ものぐさ)荘に住んでいると
自己紹介した。日本のレタリングの先達である佐藤敬之輔氏が行き詰ってイギリスを
旅したが得るものが無く帰国、家のそばのススキの葉を見て求めていたものを発見
した逸話を紹介し、私の篆刻も植物の巧まざる姿に影響を受けているという話をした。

そうではあるが、雑草がまだ伸びきらない椿を超えるほどになったら刈らない訳にも
いかない。4月の上旬に、敷地の脇の農業用水のU字溝回りを刈ったのだが1ヶ月
たてば溝にかぶさるように草が伸びる。U字溝に金網をはった枠を置いて流れる草を
止める。それをカミサンに手伝ってもらい、溝から上げる。溝際が終われば、市道への
斜面を刈る。それで午前は終了して、ビール、昼飯、昼寝が休日のルーティーンだが。
寝覚めに刈った草の片付けを済ませ、縁側でコーヒーを飲んだら、目の前で伸び放題
のスギナが気になった。都忘れ、十二単、昼咲月見草、河原撫子、蛇の髭など、文字
通り草の根をかき分けてスギナを抜いたら6時を過ぎていた。それが8日、日曜のこと。

月曜から連休で遅れた篆刻を彫りだしたのだが歯茎が腫れて痛い。火曜もまだ腫れが
引かないので歯医者に行こうとしたら休み。無理して彫ったけれど3つとも気に入らず
彫り直しをした。草刈もほどほどに、もう無理できない歳なのだと歯の根で思い知った。

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