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想いは深く、言葉は軽く。(篆刻:想深語軽)

想深語軽

「想深語軽」 想いはしっかり深く、でも、言葉にするならやさしくね、という意味。
これも、昔の習作で恐縮ですが、篆刻としては新しくも何ともない。
言葉も、何かの聞きかじり、読みかじりで、自分のものでないのが残念。
でも、その意味は、時代がどんなに変わろうと、擦り減らず、ぴっかぴかだ。
とくに、想いも浅く、言葉も軽い、この時代にあっては、と想う。

広告の世界では、そのアイデアが出るまで、どんなに苦しんだとしても、
その表現では、何かの拍子にピョコッと生まれたくらいの軽さをよしとする。
すっきりと爽やかな顔だから、言いたいことも伝わるというもので、
それにいたるまでの便秘や嘔吐というプロセスは、ご勘弁願いたいもの。
もちろん、テレビにあふれる軽薄な広告ほど、内なる想いが深い、訳ではない。

作家の井上ひさしさんは「難しいことをやさしく。やさしいことをおもしろく。
おもしろいことを深く」とおっしゃったとか。どこか違っていたら、ごめんなさい。
アメリカの公聴会みたいなところで「ITに何ができるのか?」と問われて、
「国会図書館の全ての蔵書を角砂糖の大きさにできる!」と答えたという話がある。
ITへの想いが深くて熱いから、口からピョコッと角砂糖が現れたんだろうか。

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