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靴下の、上下。(篆刻:下)

下
朝晩はめっきり冷え込んできたので、夜はたまらず靴下をはく。で、靴下の話。

P&Gの日本初の商品「全温度チアー」のCMは、我がGD社が制作した。
フィリピン人のプロダクト・マネージャーMr.Dがフィリピンなまりの英語で、
矢のようにアイデアをぶつけて来る。我々はそれを必死で書きとめながら、
CMらしきものにするしか、なす術がなかった。それは、天の声だったから。

ふたつ目の商品は毛糸・おしゃれ着洗いの「モノゲン」で、CMはD社が担当した。
生活シーンを切りとったスライス・オブ・ライフで、病院かどこかの待合室が舞台。
ある男の靴下のゴムがゆるんで下がっている。それを見た他の男が、ズボンの裾を
上げて、ゴムのしっかり締まった靴下を見せながら、「ウチは家内がモノゲンで」と
言う。すかさず、ゆるゴムの男が「いい奥さんで!」と嫌味たっぷりに返すのだった。

きっとMr.Dが "Oh! Nice Wife!!" なんて、お決まりのセリフを言いだしたので、
それを合気道のように、コロッとひねって投げ返したのだろう。それを見て、
私は衆人の前で靴下が破れて、親指が飛び出したように恥ずかしかった。
篆刻は、漢字の大元・甲骨文の「下」で、ものが掌の下にある形。反対の上は
掌の上にものがある。Mr.Dを手玉に取ったD社が上、言うなりになった私は下。

コメント(2)

TITLE: 靴下の親指
昔、私の担当するある得意先のことを「行儀が悪いことで悪名が高い」と別の営業所の若者に言ったところ、若者はそのまま業務店に伝え、それが「悪名の高い」得意先に伝わってしまいました。白を切り通すために若者と2人で得意先へ行ったところ、「まあ、上がりなさい」と言われ、靴を脱いだら親指が・・・。不注意はその日だけだったのにと悔やまれました。それにしてもあの若者、バカタレだった。

TITLE: 実話
私の話はものの例えですが、蒙古斑さんは実話でしたか。
D社なら、舌打ちして「家内の馬鹿たれが!」なんて、奥さんのせいにしたことでしょう。
まさか靴下の穴までは若者のせいには出来ないから。

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