2015年4月

少食のすすめ。(篆刻:知足)

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出野正さんは奥さんの張莉さんと「倭」と「倭人」についての研究をされ、三游会でも
その論文をいただいたのだが古文献の難しい内容なので今後ゆっくりと読ませていた
だくとして、一緒にお持ちいただいた「少食について」をここで紹介させていただこう。

アメリカの国立老化研究所が回虫から猿まで動物実験をして「カロリーの摂取を抑える
と長生きする」との結論を出した。一日おきに好きなだけ食べ、翌日断食したマウスは
健康で寿命も長く、老化による脳の損傷も少ないという。理由はサーチュイン遺伝子で
延命長寿遺伝子とも呼ばれる。空腹時に体内の細胞の遺伝子をスキャンして壊れたり
傷ついた遺伝子を修復する。だがこの長寿と健康を支える遺伝子は飢餓でしか発現
しない。だから飢餓状態に近い国ほど国民の体の機能が活性化して、子供がたくさん
生まれてしまう。たしかに日本でも団塊の世代は食糧不足の時代に生まれた人々だ。

逆に飽食では免疫力が低下する。特に炭水化物のでんぷんや糖質は体を老化させ命を
縮める。精白ご飯4杯は角砂糖55個にも相当するから、ご飯は一日1杯まで、食パンは
1切れまでだそうだ。出野さんはかなり厳しい食生活を実践されているが、さて私は。朝は
食パン1枚、昼は麺類、夜はご飯1杯。近所から野菜や根菜をいただくことが多いから
食物繊維も充分。食事は長寿パターンだけれど、タバコを喫っているから帳消しですね。

遊にも、有り難う。(篆刻:羊角紋瓦当「有難」)

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第15回三游会《和気(わき)》がお蔭様で無事終了した。名勝・大乗院という新しい
会場で、晴れたのは2日目の午後だけ、雨が降ったりしたのに、いつもと変わらぬ
大勢の方々に遠方からもお越しいただきました。誠に有り難く、お礼申し上げます。

篆刻は彫って押して額装・軸装したのを並べるだけ、強いていえば大乗院の階段が
シンドかったけれど。花の会は皆で活けるメインの桜の開花が早すぎて染井吉野に
なった。活け込み前日は雨で、私が桜に登って伐ることになり、土間に下がっていた
レインウエアを着たのだがポケットにあった紙に驚いた。タイヤの納品書で1999年
12月5日、レース名は鈴鹿サンデーロードレース最終戦、遊のサインもある。という
ことは、あの日着ていたのだろうか。15年も気がつかず三游会の準備で見つけるとは。

遊のレース友だちだった濱口喜博さんが三游会に来てくれたので、この話をしたら彼も
不思議がったが、その後彼にも不思議なことが起きた。駐車場に停めていた彼の車の
エンジンがかかっていたというのだ。当然ドアロックしてありキーレスなのでエンジンを
切らないとロックできない車なのに。遊が挨拶代りにイタズラをしたと思ったそうだ。
会場の桜は途中で散ると思ったが3日間頑張ってくれた。三游会の案内ハガキは
最初から15年前までは遊がデザインしてくれていた。改めて遊にも有り難うと言おう。

 

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