2016年6月

ダンダンの点滴。(篆刻:滴)

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卵6つを生んだ燕のメスが殺されたのは、どうもアライグマらしい。以来オスは毎日
電線にとまったり、巣をのぞいたりするが温めないから、卵は死んだだろう。それと
前後して、猫のカモが口内炎で寝たきり状態だったが、食欲はあったので回復した。

ところが猫のダンダンも口内炎らしく、よだれが出て、口臭もひどいので病院に行くと
歯茎が化膿して、奥歯がぐらついているという。麻酔をかけて歯を抜き、血膿もとった
のだが。ペースト状の餌を無理に食べさせようとしたのが痛かったのか、我々を避けて
家の外のアケビのカゴなどで寝ていたが、そのうち姿を消してしまった。庭はもちろん
向いの川の方まで探したが、数日行方不明が続いた。運よく家の下の田んぼにある
ワラ小屋にいたのを見つけて離れに入れたが、餌は食べず、ガリガリに痩せている。

それで、月曜から毎日病院で点滴をし、抗生物質の注射もしてもらっている。それでも
口から食べないと体力もつかないから、病院で猫用の首だけ出る袋を借りて、無理に
注射器でペーストの餌を食べさせている。篆刻教室でも花の会でも、食事やお茶に
なると誰彼となく側にすり寄っていた、甘えん坊、食いしん坊のダンダンとは思えない
姿なのだが。いままで「胃ろう」までして人を延命させるのには抵抗があったけれど、
口に無理に餌を押し込んででも、ダンダンには元気になってほしいと、願うばかりだ。

巣街化調整区域。(篆刻:巣)

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ツバメの生き残ったヒナが巣立って、ホッとした。また来られては、と古い巣を落とした
のだが。翌朝、別のツバメが梁の裏の3ヶ所で同時に土を運んで巣づくりをはじめた。

ヘビ、カラス、アライグマまで巣を襲ったのだから、ここは危険すぎる。もう死んだヒナは
見たくない。「巣街化調整区域」にして巣づくりを阻止することにした。まずCDを吊った
がダメ。「ヘビだぞー」とベルトを下げたが平気。視覚が駄目なら物理的に土が付かない
ようにサランラップを縁側と玄関の梁に貼ったら、効果があって諦めたのだが。翌朝、
梁のラップのない表で作業をはじめている。かくなる上はと厚いビニールのフィルムで
梁の裏表をくるむ。このツルツル作戦は成功に見えたが。また翌朝、縁側と玄関の間の
壁の上で巣をつくりはじめた。そこにもビニールを貼ったが、このイタチごっこを続ける訳
にもいかない。抜本的な方法はとネットで調べたら、「キラキラの防鳥テープは効果的」と
あった。金色のテープがあったから、縁側、玄関の天井の真ん中に吊ると、風に吹かれて
キラキラ。ツバメはヒサシから中に入らずUターンする。やっとこれで解決、と思いきや。

翌朝、梁と壁のビニールの重なりの三角の穴に、もうたっぷり土を入れている。夕方は
諦めるが、朝には別の一手を繰り出すツバメの執念に負けた。「巣街化共生」に変更、
ビニールの下を板で支えて援護する。ヘビ、カラス、アライグマとの戦いを、いざ再開だ。

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