2017年3月

iPhoneで、「デビュー主人」。(篆刻:主人)

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ガラケーで不自由はなかったけれど、カミサンのらくらくフォンの電池がすぐ減るので
機種を見直した。ガラケーの新機種はスマホより高くつく。二人でスマホに乗換える
とお得。自宅の光ケーブルはKCNだが、固定電話はソフトバンクなので、スマホも
ソフトバンクにするとドコモよりずっとお得。店独自のキャッシュバックもあったので、
私のiPhoneSEとカミサンのシンプルスマホ3の両方とも端末代金はゼロで済んだ。

デビュー夫人になったカミサンは翌日から知り合いに電話やメールをしていたのだが、
私の方は設定ごとにアドレスもパスワードも違って訳が判らない。メールとメッセージは
どう違うのか。手引き書を買い、ショップで1時間ほど基本を教えてもらって、何とか
概要は判り、やっと主な設定も出来た。さて、次はカメラを使ってみると。シャッターで
半押しのクセがついているので、5枚、10枚の連写になってしまう。パソコンに写真を
取りこむのもiTunesだとか、いやUSBでいいとか・・・ そんな時に花の会でiPhoneの
カメラを使いこなす方がいて、指でピントや露出まで簡単にコントロールできることを
教えてもらって、驚愕した。接写でピントが合いにくいコンパクトデジカメはもう要らない。

だが、いくらiPhoneがすごくても、メールやインターネットはパソコンでやる。いつでも
スマホを近くに置いてスマホ中心に生きるのは嫌。主人は私、「デビュー主人」なのだ。

「この世界の片隅に」を観て。(篆刻:隅)

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クラウドファンディングでは森善之さんの『JAPAN GRAPH』で協力したが、この
映画もそれで完成できたのは、その可能性がまだまだ拡がりそうで素晴らしい。

広島の絵が上手なすずは周りから少しトロいと思われるような子。青年に見初め
られて昭和19年に呉に嫁ぎ、食糧難には雑草を摘んだり、竹槍訓練に参加したり
ごく普通の主婦として生きるのだが。空襲の後、不発弾を装った時限爆弾が爆発、
手を引いていた小姑の娘は亡くなり、すずも右手を失う。小姑に責められ、妹から
広島に帰ることを誘われるが、8月6日の朝、小姑はすずと和解して、すずも呉に
残ることにする。その直後、原子爆弾の閃光と衝撃が響いて、きのこ雲を目撃する。
翌年1月、廃墟になった広島ですずはこの世界の片隅で自分を見つけ愛してくれた
夫に感謝し、戦災孤児の少女を連れて、呉に戻る、というのがあらすじ。戦火の中、
悲劇はいくつもあるのだが、軍港を描いていたすずをスパイ扱いした憲兵以外悪人は
出てこないし、すべての人々が淡々とあたたかく描かれているので、声高に反戦を
謳っていないのに、巨大な悪と不幸である戦争のいまわしさが浮かび上がってくる。

いちばん感動的だったのは、エンドロールの最後にクラウドファンディングで寄付
した人々の名が延々と出るのだが、それが終わるまで誰も席を立たなかったことだ。

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