2018年5月

植物名には、漢字併記を。(篆刻:漢)

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このHPの花のブログ「百野草荘・花姿風伝」をご覧の方は、花や木の名前が漢字に
なっているのをご存知と思うが。一般のカタカナ表記では、名前が持つ意味や由来が
伝わらないからで、中国にも、このブログで日本の花の名を覚えている方がおいでで
少しはお役にたっているのかもしれない。新聞広告で「植物名には漢字併記を!」と
いう雑誌を見て早速読んでみた。『望星』 2018年6月号で、発行は東海教育研究所。

「動植物名の表記はカタカナを使う」とされたのは昭和23年の「公用文の手引き」に
よるから、戦後間もなく。昭和56年には当用漢字の廃止と常用漢字の制定があって
そこにある「桜」や「梅」は漢字を使えるが、「椿」はないので「ツバキ」と書くことになる。

だから、街路樹や公園ではカタカナ表記だけが圧倒的に多いのだが。タツナミソウは
立浪草と名付けた人に敬意を払いたくなるほど絶妙なネーミングだし。ユキモチソウは
行き持ち草と勘違いすれば江戸の飛脚に関係がと邪推したくなるが、雪餅草と書けば
何やら想像もつくし、実際に見た時の感動は倍加する。漢字は中国から来たし、中国
渡来の植物もあり、かなりの当て字も多いから、それなりの難解さや混乱もあるけれど、
漢字表記でしか伝わらない具体性やイメージの方が圧倒的に多いのだから、私の花の
ブログでは、タイトルは漢字で、本文はカタカナでという併記を、今後も続けていきます。

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