篆刻デザインの資料
篆刻をデザインする時に、楽篆堂が目を通す字典などの主なものをご紹介します。
中には既に絶版になったらしい書も含まれますので、あくまでもご参考までに。
比較しやすいように「美」の文字の部分を抜粋しています。
①
『字統』
白川静著、平凡社
以前彫った文字でも、
必ず最初に読むのが、これ。
文字の成立の背景が物語のように
語られています。
楽篆堂のバイブル的書物です。
②
『五体篆書辞典』
小林石寿編、木耳社
文字は常用漢字の他に正字、俗字、通字が表記され、
小篆、甲骨文、金文、印篆と書体が一覧できます。
③
『近代 篆刻字典』
中西庚南編、東京堂出版
中国明代から近代までの主要篆刻家342名の印影を
『近代 篆刻字典』
中西庚南編、東京堂出版
中国明代から近代までの主要篆刻家342名の印影を
ひと文字単位で表記。
篆刻の時代による変化が読み取れます。
篆刻の時代による変化が読み取れます。
④
『必携 篆書印譜辞典』
蓑毛政雄編、柏書房
B6サイズで、小篆(説文古文)、
印篆、金文、甲骨の他、
その文字を含む主な作家の篆刻作品を見ることができる簡易版。
⑤
『標準 清人篆隷字典』
北川博邦編、雄山閣
清から民国までの代表的書家の篆書、隷書集。
隷書体の参考に役立ちます。