奈良・五風舎で、個展「石の詩(うた)」を開催。 2017年10月4日から9日まで、 「五風十雨」の篆刻をご愛用いただいている 奈良・五風舎で久しぶりの個展 『石の詩(うた)』を開催。 額装、軸装に加えて、 石そのものも展示し、ご覧いただきました。 五風舎の隣りは写真家・入江泰吉の旧居。 右の突き当りは東大寺・戎壇院です。 入ってすぐのコーナーでは田中快旺の紹介。 略歴、篆刻を使ったワインのボトル、 紹介された雑誌など。 通りに面した最初のコーナーは 「冬ナクバ春ナキニ」、 「胸に意気有り、身に媚骨無し」、 「あえて五斗米のために腰を折らず」、 「春風接人、秋霜自慎」など。 隣りは、「秘(すれば)花」の額装と 「気」、「大丈夫」などの篆刻。 「花深きところ行跡無し」の軸装を中心に。 二つの部屋の真ん中に、 注文の篆刻を小さな旗にして、 杉の山に差して見ていただきます。 篆刻の赤と杉の緑の対比が効いて、 好評です。