A.S.さんは趣味の水墨画の落款用として雅号「放閑」を
直径25ミリの丸、朱文でとのご注文でした。
「放」と「閑」を『朝陽字鑑精萃』という字典の中の書体のようにとのご希望でしたので、
文字の位置や丸の太さで楽篆堂なりの工夫としました。
「これを機に墨作の励みに致したいと存じます。」との有り難いお言葉をいただき、
落款のある作品もお送りくださったので、ご紹介します。
「放下老狐」 「某日達磨」
ありがとうございました。