名前の篆刻「忠厚」

奈良を舞台にした映画作りなどをサポートされているH.忠厚さんは、普段使いの篆刻にお名前のご依頼。

忠も厚も、いかにも戦中生まれとおっしゃっていましたが、為書きに「忠は、元々は敬（つつし）みで心を尽くすこと。忠君の意味は後世のもの。
厚も神に厚く供餞することから、他への厚礼、篤厚の意味になる」と字源を書き、世のため人の為に尽力するお名前とお伝えしました。
辰年のお生まれなので、袋は龍の模様で。