花押
20133111918

花押「優」

名前を自署する代わりに書くオリジナル符号。
31,500円(税込)
お問い合わせ

M.W.さんは、楽篆堂に「花押(かおう)」という新しいテーマを与えてくださいました。

花押は自署の代わりに用いる手書きの印章というべきもの。
中国の唐代に始まって、日本では平安時代のものが最初ですが、
現代でも大臣が閣議文書の署名には花押を用いる慣行が続いています。

初めは草書体を基本としましたが、実は厳密な規定などはありません。
時代によって形の流行はありますが、日銀総裁・大蔵大臣となった井上準之助は
イニシアルの「J . I .」をピリオドまでつけて変形させています。

この「優」の花押はもちろんお渡しした最終案ではなく、いくつかの案の中のひとつですが、
西郷隆盛が名前の漢字から「生」と「皿」を抽出した方法をとっています。

さて、何という漢字で構成されているでしょうか?

ページ上部へ