芸大で日本画専攻の娘さんのために、お母さんからXマスプレゼントに落款印「葵」のご注文。
「コロナ禍で学びのために入った大学にも数える程度しか通えていませんが、
日々家で課題制作に励む娘にエールを送る意味で、サプライズプレゼントとしたいです。
昨年初めて鳥の絵をギャラリーに出展し絵が売れました。
お客様から絵に刻印が欲しいと要望があり、困って自分で作っていました。
また5月に同じ鳥展への出展します。」とのご希望でした。
葵は草冠も癸も外に向かう字なので、枠無しをお勧めし、袋は鳥の模様にしました。
葵さんのご感想は「葵の文字が日本画に合いそうな書体で、絵がバシッと締まりそう。
石が若干透明感があるのもいい、手にフィットする大きさで持ちやすい。
早く絵に押してみたい。大学の友人に早く見せたい。
袋はレトロな感じで裏表の柄が違うのがいい、金の糸で溜めているのが古い布を使っているのにオシャレ。
何の薫りだろう、部屋が良い匂いになった」と篆刻も袋も喜んでいただいたそうです。