砂や貝殻などを砕いてパステルや顔料で色づけする方から、個展を機に「YuSuRa」と名を改めたので、
和紙に篆刻を押して、キャンバスの側面に貼りたいというご依頼。
自然石で、高さ12ミリと4ミリの2つを同じ書体でというご希望でした。
「シンプルですが、合わせるとやわらかで主張せず、絵のイメージに添ったもの、そんな印象を受けました。
そこで、絵に溶け込むような使い方をしたくなり、印泥の色を選んでいるところです。
より自然な感じに仕上げたいので、和紙に押し、周りの線に合わせて手でちぎり、
でんぷん糊でひとつひとつ貼っていこうと思います。袋の柄も知人から、わたしらしいねと言われました。
大切に使わせていただきます。」とお言葉をいただきました。