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篆刻

貧しきを、学ぶ。(篆刻:學貧)

学貧

「学貧」は、がくひん。「赤貧」といえば、「貧」を彫ったなあと思い出したので、
旧作を引っ張り出して、埃を払って捺してみた。
何かの本で拾った言葉だが、貧しさのなかから、何かを学ぶ。貧しさのなかにこそ、
学ぶものは多いのだぞ、かな。小泉さんの所得格差の言い訳じみてるけど、
「お金が無いから本が買えない」なんて言ったら、この言葉でゴッツン!だな。

篆刻を始めて鑑賞の余裕がでると、作品の好き嫌いを感じはじめる。
あ、何だかいいなと思うと、やっぱりその先生の作品だったりする。
私の場合は、中国の徐三庚(じょさんこう)という方が、その先生。
1826?1890年だから清の時代。明治の日本篆刻界に多大な影響を与えた、らしい。
少なくとも、私に大きな影響を与えた、ことは紛れもない事実。

とにかく、持っている篆刻関係の本から、徐先生の篆刻をすべてコピーして、
索引つきの「私製徐三庚篆刻字典」をつくって、真似しまくった。
彫りたい文字がなければ、扁と旁を合成して、無理やりにでも真似をした。
だから、「学貧」は、80%以上が徐三庚先生の作。道理で見事、と思いました?
「あれ、前回の話と違うじゃないか」というツッコミは、正しい。・・・でもね。

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