今年20年目を迎えた第15回三游会のテーマは《和気》。
会場を奈良・名勝大乗院庭園文化館に移して、新たなスタート。
3日間、天候不順にもかかわらず、これまでと変わらぬ多くの皆さまにお越しいただき、
あたたかなお言葉をいただきました。
一同、心からお礼申し上げます。
高畑側の入口では
梅の古木、クロモジとミヤマシキミでお出迎え。
ならまち側の土塀とヤナギにもお迎えの看板。
1階和室の入口には、「和気」の篆刻とツバキ。
花の会全員で生けたソメイヨシノがお出迎え。
奥の床の間にはアンズとビワの生け花と、
篆刻額は「日常に真の道有り、家庭に真の仏有り」。
1階で2階で、大きなガラス窓から
池のある庭園越しに奈良ホテルが望めます。
1階右奥の茶室・床の間には田中理節の花と
軸装した篆刻「修行」。
中2階、19メートルの展示スペースには篆刻額を。
般若心経の一節と観音様、蓮の花。
「死後の名声より今の一杯の酒」をほろ酔いで。
10センチもない小さな額も好評でした。
2階の床の間は幅2間。レンギョウと、
「無財の七施」の篆刻額。
「和顔施」は単独の額でも。
花と並んで篆刻額を。
「人」の篆刻10点で人という字を書いたり、
山・川・草・木の篆刻で絵を描く試作も展示。
※次回の三游会は、来年・平成28年の秋を予定しています。