篆刻アートの「楽篆堂」と野の花と遊ぶ「花の会」の共同展「三游会」は
《豊・ゆたか》をテーマに、10月28日(金)~30日(日)、奈良の名勝・大乗院で開催しました。
3日間で1000人近くの方々にご来場いただき、盛況のうちに無事終了できました。
毎回欠かさずお越しくださる方も多く、久しぶりにお会いできたのに
ゆっくりお話もできず失礼いたしました。本当にありがとうございました。
篆刻「秘花」。
「土有りて花有り」
・・・土があるから花もある。
「老骨残花」
・・・老骨に残りし花こそ誠の花なり(世阿弥)。
「落地生根」
・・・実の落ちた地で根を生やす」
華僑の言葉。
「花姿風伝」
・・・世阿弥の風姿花伝のもじり。
楽篆堂の花のブログのタイトルを篆刻に。
「秋の七草」・・・右から、葛、尾花、桔梗、萩、女郎花、藤袴、撫子。
篆刻は「酒債尋常行処有(酒のツケはいつも行く先々にあるが)」
「人生七十古来稀(人が七十年も生きるのは稀)」という古稀の対句で始まり、
「天高く気清し」で終わる構成にしました。