第16回 三游会《豊》、ご来場のお礼。

篆刻アートの「楽篆堂」と野の花と遊ぶ「花の会」の共同展「三游会」は
《豊・ゆたか》をテーマに、10月28日(金)~30日(日)、奈良の名勝・大乗院で開催しました。
3日間で1000人近くの方々にご来場いただき、盛況のうちに無事終了できました。
毎回欠かさずお越しくださる方も多く、久しぶりにお会いできたのに
ゆっくりお話もできず失礼いたしました。本当にありがとうございました。

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会場は去年と同じ名勝大乗院。

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玄関ではススキでお出迎え。

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1階は花と篆刻で、
案内ハガキの稲穂と鋤を再現。

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まず、「花の会」の皆さんの大作
「秋の里山」。

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横にはテーマの
篆刻「豊」の額。

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一階右奥の茶室には
「花深処無行跡」の篆刻軸。

 

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「花深処無行跡」のアップ。
表具の大谷錦生堂さんの
技と気配りに感謝です。

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床の間の花は
田中理節のヤブツルアズキと
タイワンホトトギス。

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茶室の丸窓横には
世阿弥の「秘すれば花」の篆刻を。

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篆刻「秘花」。

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2階の大広間も
花と花にちなんだ篆刻。

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2階右手。

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「土有りて花有り」
・・・土があるから花もある。

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「老骨残花」
・・・老骨に残りし花こそ誠の花なり(世阿弥)。

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2階向って左には
大乗院の庭園が。
 

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「落地生根」
・・・実の落ちた地で根を生やす」
華僑の言葉。
 

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「花姿風伝」
・・・世阿弥の風姿花伝のもじり。
楽篆堂の花のブログのタイトルを篆刻に。

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2階の窓ぎわには
花の会が
火鉢や手あぶりを花器にして、
晩秋の風情を。
 

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2階の床の間には
篆刻額「秋の七草」と
一貫貼りを花器にした
ガマズミ、タカサゴユリなどが。
 

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「秋の七草」・・・右から、葛、尾花、桔梗、萩、女郎花、藤袴、撫子。

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2階の下の中2階は
篆刻のオンパレード。
 

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中2階は
スポットライトもあって、
篆刻にはうれしいコーナーに。

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篆刻は「酒債尋常行処有(酒のツケはいつも行く先々にあるが)」
「人生七十古来稀(人が七十年も生きるのは稀)」という古稀の対句で始まり、
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「天高く気清し」で終わる構成にしました。

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楽篆堂の作品の向かいには
一日篆刻教室「天の会」の
コーナー。
皆さんの作品のパネルと
中村友美さんに技能賞、
梶川祥子さんに敢闘賞を額に入れ
見ていただきました。
 

 


 

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