「縁側で昼食中、玄関前でカマキリが共食いしていました。
どちらもお腹が大きいのでメスだと思うのですが、
一方的に抑え込まれ食べられていました。
3時頃には足とお腹の半分しか残っていませんでした。」と
いつもの「昆虫ブログ むし探検広場」に送ったら、
こんな返事をいただきました。
「これは、また、凄いシーンですね!
おっしゃるように、どちらもメスのカマキリですね。
種類は、おそらく、双方とも、オオカマキリだと思います。
カマキリは、小さな幼虫の間はよく共食いをしていますが、
成虫は、そもそも出くわすこと自体がそんなに多くないはずだし、
出くわしたとしても、このような事態になってしまうのは稀だと思います。
しかし、長い時間をかけて、この巨体の半分以上を平らげてしまったとは
驚きです。食べたほうのメスは、きっと、このあと、
大きな卵を産んだことでしょうね。」
※篆刻は「蟷螂」の白文。