まさにこだわることも、無く。(篆刻:応無所住而生其心) 言葉の意味も知らず、むろん体得した訳もなく、ただ彫っただけを、もうひとつ。 「応無所住而生其心」は、「まさに住する所無くして、しかもその心を生ずべし」。 住むところが無く、実に困った、ではない。すべては空・無我であると説…続きを読む