サイン本のための篆刻(落款印)の依頼。 著書に押す落款印の依頼は、著者ご本人からやご友人からの出版祝いとか、いくつか制作させていただいているけれど、今回は出版社のご担当からで、かなり気合の入ったものだった。株式会社KAD…
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篆刻の不思議。(篆刻:榊浩行、HIRO)
かれこれ40年以上も篆刻をやっていて、数えきれないほどの方々から篆刻のご注文をいただいてきたから、中には「数えきれないほどの篆刻作家の中から、なぜ私を選び、ご指名いただいたのか」、どう考えても奇妙で不思議なことがあ…
篆刻に、救われる。(篆刻:陽子)
「近大奈良病院の耳鼻咽喉科の教授と、篆刻を通じて長いお付き合いだった」のは Y先生のこと。雑誌の『奈良人(naranto)』、2014年秋冬号で楽篆堂の記事を読んで お知り合いのお医者さんの昇進や栄転のお祝いとして、篆刻…
⑪自治会に、融資を依頼。(篆刻:資)
旧農協の倉庫に巨木アートを運びこんだのは、4月29日だが。それに先立つ20日、 手力男は狭川の自治連合会に500万円の融資を依頼している。かなりの額の特別 会計が定期預金で眠っているので、狭川の活性化に使わせてもらいたい…
桃栗三年、柿三十五年。(篆刻:柿)
庭で花や実を見つけて、「あ、こんなところに。写真を撮らなきゃ!」と思うのだが、 撮り忘れるだけでなく、それが何だったかが思いだせない。昨日も、そんなことが あって、さっき篆刻を彫りながら、ふと思い出したのは、庭の「柿の実…
ご近所の歌丸さん。(篆刻:歌)
広告プロダクショのAZ(エージー)で新入コピーライターの私に、大幹部だか大顧問 だかの黒須田伸次郎先生が、「おまえ、いいところに住んでるなァ!」とおっしゃった。 (先生の名作は「ゴホン!といえば龍角散」) 黒須田先生は横…
アスナロは、よろこんでいるか。(篆刻:木)
以前、奈良公園のホテル建設反対に賛同した“Change.org”で、世界一のクリスマス ツリーPROJECTを知って、唖然とした。富山県氷見市の樹齢約150年のアスナロを 神戸メリケンパークで、ク…
創造は、思いつき。(篆刻:壮馬&ピアノ)
五風舎の個展では「素晴らしいですね」と言ってくださる方もいて、そんな時は「いえ、 思いつきばかりで」とお答えしたのだけれど。大映京都撮影所の名録音技師だった 故・大谷巌さんが「芸術っていうのは、その場その場の思いつきだ」…
「運命」というブランド。(篆刻:NUSARI)
市英久くんは遊のバイク仲間だったが、鈴鹿でバイクのマフラーを製作して いる。以前、ブランド・ロゴ“areman(アーマン)”のデザインを依頼された。 出身の与論島でヤドカリのこと、工場を借りている…
『都会を滅ぼせ』は、正しい。(篆刻:滅)
毎日新聞で倉本聰さんがコラムの最終回で『都市を滅ぼせ』(中島正著・双葉社) を日本人必読の書と言っていたので、読んでみた。以下、順不同で抜粋する。 「都市を滅ぼさないと人類が滅ぶ。都市はあらゆる公害の元凶で、諸悪の根源」…