2008年05月

生きものたちの、輪。(篆刻:環境)

●春のはじめ、コッコッと音がしたので見ると、栗の木の穴を鳥がつついていた。 図鑑によれば、キツツキの仲間コゲラらしい。枯れ木に穴を開けて営巣する、と あるから、毎年大きな実をつけてくれる丹波栗の寿命が近いのだろうか。 ●…

あかりで、くつろぐ。(篆刻:寛)

「遊口会」で京都に行って、ほろ酔いで覗いて歩いた、ある古道具屋。 ほとんどがガラクタばかりだったが、奥にいた古道具のようなおじいさんに 「麦わら帽子ありますか」と聞いた。「麦わらはないけど、イグサならあります」 それでも…

素夢子で、初。(篆刻:夢)

歳を考えたら誕生日がうれしい訳でもないが。誰かの誕生月を口実にして、 食べたり飲んだりしゃべったりを5組の夫婦でやっている。名付けて「遊口会」。 この前の日曜日は、久しぶりに京都へ出かけて、昼の食事をした。結構な料理が …

百野草荘の、新顔。(写真:銀蘭)

連休中は草刈に追われて、百野草荘の看板は彫りかけで放りっぱなしだった。 一応完成したので、咲き初めの紫蘭をバックに、このブログでは初の写真公開。 「快」の篆刻も入っているので、篆刻と雑文というルールには適っている。 さて…

祝、百野草荘。(篆書:百野草荘)

これが篆刻「百野草荘」の元の文字。友だちの木工作家にケヤキの板を 分けてもらって、看板制作にかかった。その堅さに彫刻刀が悲鳴をあげている ところに、守田さんからの電話。「花をもらいに行っていいですか?」 「どうぞ、どうぞ…
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