この篆刻が、「蓍」。易の祖である孔子の墓にも植えられているという。 『牧野和漢薬草大図鑑』にも「夜関門(やかんもん)」の名で、咳や痰に有効とある。 グーグルなどなかった頃だから、電通のマーケの友人にデータ検索してもらった…
2006年09月
タダモノではない、萩。(篆刻:萩)
篆刻は、「萩」。このほかにも、「葛、女郎花、桔梗、尾花、撫子、藤袴」がある。 秋の七草シリーズ。漢字として読めて、かつそれぞれの花の姿を写すという試み。 7点を散らして軸装したら好評だった。色紙にも、何とか収まる。絶滅危…
口ベタだけど、仕事は早い。(篆刻:言訥敏行)
運命の炭焼き職人・熊さんは、竹炭を作るのは好きだが、売ることに熱心ではない。 あちこちのフリーマーケットへ軽トラに積み込んで出店するが、彼の興味と熱意は、 行き帰りの荷台にいかに効率よく物が積めるかであって、商売ではない…
熊が、出る。(篆刻:熊)
我が家には、場所柄いろんな動物が来る。裏の元の田んぼが荒れたままの時は、 葛の茂みに、野うさぎの巨大な糞があった。畑の生ゴミ捨て場では、狸に睨まれた。 去年は、家の前のぬかるみに、イノシシの足跡があった。今年はヤマモモの…
座布団を、どうぞ。(篆刻:仁)
秋篠宮家に男のお子さまが生まれた。まずもって目出度いとして。 名前は「悠仁(ひさひと)」と決まった。マスコミはこぞって「悠」の意味を伝える。 白川静先生の『字統』から、「みそぎを終えて、心の伸びやかになった状態」だと。 …
いつか、必ず。(篆刻:必)
9月も10日過ぎ。放っておいたこのブログ、続きを始めよう。60回で一段落して、 気が抜けた訳ではなく、版下づくりで忙しかった。このブログを本にしようと、 自分で表紙や本文124ページ分の版下を作った。それも、ウインドウズ…