サイン本のための篆刻(落款印)の依頼。 著書に押す落款印の依頼は、著者ご本人からやご友人からの出版祝いとか、いくつか制作させていただいているけれど、今回は出版社のご担当からで、かなり気合の入ったものだった。株式会社KAD…
スポーツ
田中遊のホームページ。(篆刻:ASOBU)
田中遊をネットで検索すると演劇の同姓同名の方がほとんどで、やっと出てくるのは 「ニュースで楽しむ掲示板・街の灯」の99年12月5日23:57の記事だけだ。「5日 午前10時5分ごろ、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで、アマチ…
あまりに、見苦しい。(篆刻:苦)
多少剣道をやった者として言わせていただくが、柔道はもはや武道とは言えない。 強いて適当な言葉を探せば「見苦しい」のひと言だ。数え上げればきりがないが。 もっとも問題なのは、礼の精神が崩壊していること。お辞儀が下手なのは許…
人々は、誰のため。(篆刻:人々我為)
ハナタレという飛びっきり強い焼酎で酔眼朦朧だった。しかも途中で寝てしまった のだから、あれこれ文句をいうのもおこがましいが。その朦と朧のまん中でも、 あの北京五輪の開会式が常軌を逸しているという、私の感覚は間違っていない…
ハッケ、ヨーイ。(篆刻:発気)
小学生の頃、教室で好きなお相撲さんは誰か、という話になった。 校庭で相撲はとって遊んだけれど、特に好きではなかったし、別にヒイキも いなかったから、黙って聞いていたのだが。帰って新聞を見て、勝ち星が ほどほどにきれいに並…
月という、馬。(篆刻:月)
伊丹十三さんが何かの本で、床屋で眉を剃った男のキッパリしすぎる顔を 「馬から降りたばかりの鞍馬天狗」と表現して、言いえて妙と感心した覚えがある。 鞍馬天狗は、もちろんアラカンこと嵐寛十郎。その馬が白馬だったことを 知る方…
自分を見る、自分。(篆刻:正見)
私は、将棋の金と銀の違いが覚えられない。野球のボーク、サッカーのオフサイドが 分からない。サッカー選手もほとんど知らないが、川崎フロンターレの中村憲剛選手は、 スタンドの上から自分の状況を見渡すような能力を持っている、ら…