我が百野草(ものぐさ)荘には、椿が130本ほど植えてある。最初の30本は、亡く なった息子の慰霊のため。後の100本は空き家に置き去りにされた鉢を引き取って 地植えしたもの。半分は名前が判らないが、残りは名のある椿で、そ…
植物
雪餅草の奇跡。(篆刻?:餅)
少し前の話だが、餅をつく季節だから、まァいいかと、雪餅草の話。ユキモチソウは 仏炎苞と呼ばれるラッパかお姫様の襟のような花を咲かせるけれど、その中心は 2センチほどの真っ白なお餅そっくり。それが今年二つも咲いてよろこんだ…
桃栗三年、柿三十五年。(篆刻:柿)
庭で花や実を見つけて、「あ、こんなところに。写真を撮らなきゃ!」と思うのだが、 撮り忘れるだけでなく、それが何だったかが思いだせない。昨日も、そんなことが あって、さっき篆刻を彫りながら、ふと思い出したのは、庭の「柿の実…
植物名には、漢字併記を。(篆刻:漢)
このHPの花のブログ「百野草荘・花姿風伝」をご覧の方は、花や木の名前が漢字に なっているのをご存知と思うが。一般のカタカナ表記では、名前が持つ意味や由来が 伝わらないからで、中国にも、このブログで日本の花の名を覚えている…
アスナロは、よろこんでいるか。(篆刻:木)
以前、奈良公園のホテル建設反対に賛同した“Change.org”で、世界一のクリスマス ツリーPROJECTを知って、唖然とした。富山県氷見市の樹齢約150年のアスナロを 神戸メリケンパークで、ク…
草に泣く。(写真:百野草荘看板)
先日の奈良シニア大学の講演で、雑草だらけの百野草(ものぐさ)荘に住んでいると 自己紹介した。日本のレタリングの先達である佐藤敬之輔氏が行き詰ってイギリスを 旅したが得るものが無く帰国、家のそばのススキの葉を見て求めていた…
ネット社会に、ありがとう。(篆刻:昆)
誰でもインターネットの検索がスイスイと出来るようになって、一世一代の仕事が 盗作騒ぎになった人もいるけど。ただ庭の雑草、初めて見かけた虫やいただいた 鉢植えの木の名前を知りたいという素朴な欲求には、こんな便利な世の中はな…
ハスが、咲いた!(篆刻:蓮)
♪バラが咲いた♪みたいになったが、今年ほどハスの開花が気になったことはない。 桜の頃に、鉢の中で渦を巻いた古い根を処分して、いちばん元気な芽がある蓮根を 3節ほど新しい土に植えた。これが結構な力仕事。まあまあ順調に育って…
この木、なんの木?(篆刻:木で描く森)
いただいた鉢植えのツバキをやっと地植えして全部で130本になったから、もうこれ 以上新しい木は植えず管理に専念しようと思うのだが。知人に「これ以上鉢で育てる のは可哀想だから引き取って」と言われれば、植える地面がない訳で…
「うめきた」へ、行った。(篆刻:北)
4月26日にグランドオープンしたグランフロント大阪は、JR大阪駅北の再開発区域 「うめきた」の先行開発エリア。オープン間もない頃に、行く機会があった。オフィスと 商業施設のある北館・南館とホテル棟、マンション棟からなる4…