この木、なんの木?(篆刻:木で描く森)

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いただいた鉢植えのツバキをやっと地植えして全部で130本になったから、もうこれ
以上新しい木は植えず管理に専念しようと思うのだが。知人に「これ以上鉢で育てる
のは可哀想だから引き取って」と言われれば、植える地面がない訳でもないのだから、
また増えてしまうのが百野草荘で。先日も小さな白い花が丸く咲いた鉢をいただいた。

しかし名前が分からない。どんな性質の木か分からないと植える場所も決まらない。
山と渓谷社の『樹に咲く花』という図鑑はあるが、離弁花と合弁花に分かれていて、
3刊で1000ページもを探すのはもどかしい。こんな時私が助けてもらうのはインター
ネットの「このきなんのき掲示板」。「この掲示板では木の名前の鑑定を行っています。
撮影場所や鑑定依頼の理由を具体的に書いて投稿して下さい。葉の写真があると
より確実です。樹木初心者の方や、我こそは回答を!という方も大歓迎です。」とあり、
写真と依頼文を投稿すると、誰かが回答を投稿してくれる。今回も園芸種と思ったが
日本固有種でガマズミの仲間「ハクサンボク」という返事がすぐにあった。名前が分か
ればさらに検索するか、山渓を見るかが出来る。石川・岐阜県境の白山に産すると
誤認されたらしく、横浜市金沢区に自生で生育とあった。石川はカミサンの出身地、
金沢区は新婚時代に住んだ地だから、何やら因縁めいた木をいただいたことになる。

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