この「幸都萬具」の印の話をしておきたい。これを彫ったのは、1980年頃。 大阪・ミナミの長堀通り、銀行の隣の地下に、「SIDEBANK」という名のバーがあった。 コシノヒロコさんの店と聞いた覚えがあるが、そのマスターが仕…
2006年06月
水のしずくで、石を彫る。(篆刻:滴水)
「三游会(さんゆうかい)」が、終わって、もう1週間。テーマは「滴(しずく)」。 近鉄奈良駅から徒歩約10分、博物館の向かい、知事公舎の隣という恵まれた場所。 かつては興福寺の建物だった旧世尊院という江戸時代の建物を会場に…
鳥急ぎ、ご報告。(篆刻:鳥)
半分、広告。半分、篆刻。「半広半篆」といっても、まだまだ広告が主ななりわい。 広告も篆刻も、好きで続けていられるけど、その中にも嫌いなものがある。 広告では、ネーミングが大嫌い。篆刻では、彫りあがった印を押すことが面倒く…
亀は、どこにいるか。(篆刻:亀図象)
先々週の土曜日。久しぶりにドライブをした。この印を手渡すために。 京都・和束から宇治田原へ、万緑のなか笹百合の蕾みを横目に、山越え。 そして滋賀県大津、琵琶湖、瀬田の唐橋を越えて、「数寄和」の新ギャラリーへ。 江戸は戸越…