私は、将棋の金と銀の違いが覚えられない。野球のボーク、サッカーのオフサイドが 分からない。サッカー選手もほとんど知らないが、川崎フロンターレの中村憲剛選手は、 スタンドの上から自分の状況を見渡すような能力を持っている、ら…
2006年12月
和食の戦いと、平和。(篆刻:和)
農水省が世界各地の「正しい和食」を提供する店の認証制度を考えているそうだ。 で、思い出したのが、ずっと昔、ロケで行ったハワイの寿司屋でのこと。 日本人の板前さんと、意気投合。酔いも手伝って、オモロイことをやりたくなった。…
虹は、五色か、七色か。(篆刻:虹)
北海道のMさんのブログで、山本 涼さんという方の句集『虹の紅』を知った。 まず影の歩み入りける月の庭 という句に惹かれた。日経新聞で坪内捻典さんが、「俳句は大衆の文学といわれるが、 実際は結社的隠語の世界」と書いてい…
躍りあがりたいような、涙。(篆刻:躍)
私は友人から「メールの返事が速い、それだけ暇なのか、情報に飢えているのか」 と笑われる。確かにそうかもしれない。だから郵便が来るのも楽しみだ。 だいたい午前10時半前後。2階のこの部屋にも、郵便屋さんのバイクの音が聞こえ…
気の中に、神あり。(篆刻:気中神)
白川静先生の京都でのお別れの会には、記帳だけでもさせて欲しかったが、 その12月7日は、すでに旅行と決まっていて、日程を変えることができなかった。 8日の夜帰ると、一通のはがきがあった。平凡社の白川編集部の方からだった。…
謙虚に、受けていただいた。(篆刻:虚受)
車の事故というのは、大きくても小さくても、当てても当てられても、実に後味が悪い。 が、きのうは、そう言い方は不謹慎に決まっているけれど、むしろ爽やかだった。 11月にカミサンも還暦を迎えたので、母の見舞いを兼ねて1泊旅行…
違いがあるから、互いがある。(篆刻:互)
大学時代の友人Tの息子さんは、工学部を出たエンジニアなのだが、競輪が趣味で、 親子で花月園競輪にも行ったという。前に書いた元電通のSさんも競輪が好きで、 私の父が花月園で丸裸になった話を楽しそうに聞いていた。競輪は動力が…