『俳句で綴る 変哲半生記』(岩波書店)はご存じ小沢昭一の句集。約4,000句だから 読むのに相当時間がかかるが。彼が俳句をはじめた昭和44年は、私が大学を出て コピーライターになった時とちょうど重なっていて「ゲバ棒の落ち…
2013年03月
創造の、神。(篆刻:光)
私が広告プロダクションのAZ(エージー)から外資系広告代理店のグレイ大広に 移ったのは1971(昭和46)年で25歳。上條喬久さんのチームだった。上條さんは 現在日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の副会長さんだ…
かえでの郷「ひらら」へ。(篆刻:ひらら)
雛の節句の昨日、奈良県宇陀市古市場の「奈良かえでの郷《ひらら》」を訪ねた。去年 6月、初めて行ったときは色とりどりのかえでの葉が迎えてくれたが、いまは芽吹き前の 枝ばかり。矢野正善さんたちが寒さの中やっと整備し終えた名札…
『有情』に、思うこと。(篆刻:有情)
角川俳句叢書・日本の俳人100の『有情』は、大石悦子さんの第五句集。出版直後に 送っていただいた中扉には、タイトル下に私の遊印「有情」が鮮やかに押されていて、 何とも晴れがましい気持ちにさせていただいた。書名はこの世に生…