鳥急ぎ、ご報告。(篆刻:鳥)

20137317735.gif 半分、広告。半分、篆刻。「半広半篆」といっても、まだまだ広告が主ななりわい。 広告も篆刻も、好きで続けていられるけど、その中にも嫌いなものがある。 広告では、ネーミングが大嫌い。篆刻では、彫りあがった印を押すことが面倒くさい。 この16日に迫った「三游会」の作品を1日がかりで押し終わって、裏打ちに出した。 さて、広告もちゃんとやらなきゃ、と取り掛かったのが、ネーミングの宿題。 ネーミングという作業には終わりがない、正解もない。だらだらと続く。 昼を食べ終わって、まぶたも重い。ウトウトしかかったところに、カミサンの声。 「ツバメの子が、巣から落ちて、それを猫がガブっとやって!!」 首がすこし曲がってはいるが、目には力がある。巣に戻そうと手を伸ばしたら、 他のヒナがいっせいに飛び立った。おーい、試験飛行なしで、ダイジョブか? というのが、きのうの話。けさ、見れば、その首曲がりのヒナもいない。 7つの卵は、すべてかえって、何とか無事に巣立っていった、というご報告。 で、この印は「鳥」だけど、右上が欠けている。ツバメも巣から落ちるくらいだから、 石の印も手から落ちる。落ちて欠けても、味のうち。・・・で、ネーミングは、どうなのよ? 胸張って世に送りだせそうなのが、まだひとつもないのが現状。とり急ぎ、ご報告。
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