植物

雑草を、刈る。(篆刻:雑)

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「雑草という草は無い」というのは昭和天皇の有名な言葉だが。5月27日の日経 新聞に、「岡山大学の資源植物科学研究所の野生植物グループが、雑草を中心に 野生植物の種を100年以上収集し、昨年11月末で約5500種、3万点を…

またの名を、百椿荘。(篆刻:百椿荘)

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すっかり日本という国がいやになってしまった。だだ、情けない。怒りをここで書く気力も なくなった。仕方ないから、罪のない「椿の話」でも書こう。息子の「遊」が無くなってから カミサンが供養にと椿を植えた。この地区で名の通った…

救いの、桜。(篆刻:なじょにかすっぺ)

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三游会は、篆刻の楽篆堂とカミサンが主宰する「野の花と遊ぶ、花の会」の共同展。 篆刻の方はアルミフレームのビスが届いてひと安心だったが。花の方はそれどころ ではない。余りの寒さに、花のメインになる大壺用の桜が堅く小さな蕾の…

椿を、搾る。(篆刻:椿)

椿を、搾る。(篆刻:椿)サムネイル
藪椿に小さな卵ほどの実がついた。実は花付きに悪いので、集めて椿油搾りに 挑戦した。木の上で皮が割れて黒い実が見えるのは枝に触るとぱらぱら草の 中に落ちて見えなくなるから、皮つきを採って干す。乾燥して割れて実が簡単に とれ…

花に、追われて。(篆刻:遊花)

とうとう、この奈良市東部山間のわが家にも、光ファイバーが来た。 工事は2月27日に終わって、その日からテレビはデジタル・マルチチャンネル。 映画、スポーツ、MTVなどなどで、ついつい夜更かし気味になってしまった。 NTT…

ある薬草の、伝説。(篆刻:ゑびや)

開高健全集第12巻は、昭和38年から1年半にわたり週刊朝日に連載された 『ずばり東京』というルポルタージュ。文庫本のための「まえがき」「あとがき」も ノン・フィクションとフィクションのはざ間で苦悩する心を吐露して名文だが…

放任の、蓮。(篆刻:蓮)

ここ数日、蓮のつぼみがふくらみ続けて、女性の臨月を思わせるようだった。 きのうの朝、いよいよ開きかかったから、デジカメを用意して待っていたけれど、 昼前には花を閉じてしまった。そして、今朝、曇り空の下で、やはり神々しいと…

素夢子で、初。(篆刻:夢)

歳を考えたら誕生日がうれしい訳でもないが。誰かの誕生月を口実にして、 食べたり飲んだりしゃべったりを5組の夫婦でやっている。名付けて「遊口会」。 この前の日曜日は、久しぶりに京都へ出かけて、昼の食事をした。結構な料理が …

百野草荘の、新顔。(写真:銀蘭)

連休中は草刈に追われて、百野草荘の看板は彫りかけで放りっぱなしだった。 一応完成したので、咲き初めの紫蘭をバックに、このブログでは初の写真公開。 「快」の篆刻も入っているので、篆刻と雑文というルールには適っている。 さて…

物臭そうな、家。(篆刻:百野草荘)

我が家の染井吉野が満開の頃。あるご夫婦がみえて、開口一番こうおっしゃった。 「いやあ、うちの桜自慢に寄ったんだけど、ここには負けたわ」 たしかに、下の道から見上げる我が家は、染井吉野に続いてしだれ桜、八重桜が 咲き始め、…
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