常という、布。(篆刻:常) 注文の個人印が出来上がった時、印存(為書き)にその文字の意味を書いて お渡しするのだが。そのままでは書きにくい漢字がある、という話を以前にした。 たとえば「幸」。白川静先生の『字統』には、元は拷問の手かせの形だとある。 …続きを読む