腹筋で、背筋を。(篆刻:筋)

20161113161933.jpg
正確には「腹筋運動で背筋を痛めた」だが。三游会のあと、額縁などを別の部屋に
移動した。階段の上に押し上げてから片付けたときに、夏の剪定で痛めた左上腕の
筋が伸びたらしい。それと前後して腹筋運動を始めた。三游会で会った友人たちが
「元気そうだね」と言ってくれるので、「ここが特に元気!」と出てきたお腹をなでた
けれど、笑っている場合ではない。やるのは朝がいいと聞いたので、朝のお経の後、
重いサイドボードの下に足先を入れて、上半身を挙げる運動をするのだが、最初は
背筋が痛くて、10回がやっと。最近は15回まで出来て、背筋も痛くないのだけれど。

寝ていても左上腕が痛くて目が覚めて、アイシングでやっと寝つけることもあるので
整骨院に行った。荷物を押し上げたことと腹筋運動を話すと腹筋の方法を聞かれた。
答えは「その方法では背筋を傷めます。壁に膝を曲げて足を押しつけながら上体を
起せば腹筋だけに負荷がかかる。」 やってみると確かにそうだ。「あと、座るときに
右足に重心をかけるように」という。三游会で後回しになっていた注文篆刻を急いで
彫っているのだが、なるほど主に右腕を使うと左下半身に重心がかかる。それも
体のゆがみの原因になり、左の背中や肩の筋に負担をかけていることになるのだ。

さァ、正しい腹筋運動が判った。お腹がへこんで腹筋が割れる日も遠くない、かな?

ページ上部へ