前回は楽篆堂の注文篆刻の特徴について「あえて作風をつくらない」ことをお話しましたが、今回はもう少し具体的な「篆刻の姿、形、デザイン」についての特徴です。楽篆堂に篆刻を注文する際の参考にしていただけば幸いです。 楽篆堂は、…
アート
「楽篆堂の篆刻」の作風とは。
前回の記事からずい分時間が経ってしましたが、今回は「楽篆堂の篆刻」の特徴についてです。 「特長」なら他よりも特に優れている点や特別の長所ですが、「特徴」なので良い点もあれば悪い点もあるけれど、楽篆堂の篆刻で特に目立つ点や…
篆刻の歴史。
絵の封泥から、文字の芸術へ。 篆刻とは「木・石・金などで印を彫ること。その文字に多く篆書体を用いる」ものなのですが、印が生まれてから、いまのように紙に朱の印泥で捺しての実用性、芸術性を獲得するまでには5000年もの長い歴…
「篆刻」とは。
先日、NHK奈良放送局の「ならナビ」で楽篆堂を紹介していただきました。当然、撮影前の取材から撮影中も「篆刻とは」の説明をしながらでしたが、「篆刻とは」をちゃんと説明できたか、伝わったか自信がありません。改めて、この「篆刻…
「落款」とは。「落款印」とは。
楽篆堂の篆刻を紹介してくれたNHK奈良の「ならナビ」(1月18日)、その再放送の「ぐるっと関西おひるまえ」(20日)を見たからという篆刻のご注文が落ち着いた頃、またお便りをいただいて「是非、落款を一つ、お願いしたく存じま…
篆刻と筆。(篆刻:快)
今回のテーマは「篆刻と筆(毛筆)」についてです。「篆刻」という主に篆書体を石などに刻む創作活動と、硯で磨(す)った墨を主に紙に書く道具「筆」との関係、相性などを考えてみます。 1:篆刻に筆と墨は必要か。 いきなり結論めい…
篆刻の不思議。(篆刻:榊浩行、HIRO)
かれこれ40年以上も篆刻をやっていて、数えきれないほどの方々から篆刻のご注文をいただいてきたから、中には「数えきれないほどの篆刻作家の中から、なぜ私を選び、ご指名いただいたのか」、どう考えても奇妙で不思議なことがあ…
➉農協倉庫に、巨木を。(篆刻:農)
市から旧幼稚園を借りる要望書の返事が無いまま日が過ぎていく。藤井雅子さん からは、出来れば早くという話なので。狭川のちょうど中間、県道33号線(笠置 街道)に面して奈良県農協の旧狭川支店がある。奈良寄りの東里支店に統合さ…
④氏子も、賛成する。(篆刻:氏子)
狭川・九頭神社は宮司ひとりと、9町を3ブロックにした代表・氏子総代3人で支え らえている。4人は、毎月1日、18日に月並祭を行い、運営について協議・決定し、 それを9町の信徒総代に伝えて、協力を依頼する。3月1日に宮司が…
③狭川に、やる気を。(篆刻:ヤル気)
T.H夫妻が快諾してくださったので、お礼に美味しい蕎麦を食べていただくことに した。というのも、一緒に巨木を見に行ったM.Kさんは、浄瑠璃寺門前で蕎麦屋を していて、K.Hさんも行きつけだったから。M.Kさんと知り合った…