⑥「狭川の会」から、NPOへ。(篆刻:SAGAWA)

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忠一さんと運搬するS.Tさんの話は済んだけれど、肝心の受け入れる側・狭川の
方は、ちょっと単純ではない。2年前から有志が1ヶ月に1回集まって、狭川の今を
見つめ、未来を考える「狭川の会」ができて、私も参加している。農業部会の方は、
農業の現状をアンケート調査して、その結果を反映して「草刈りお助け隊」を発足
させているが、もうひとつの生活部会の方はなかなか活動テーマが絞りきれず、神社の
秋祭りに2回、子ども相手に金魚すくいをした程度。外孫と親はよろこぶけれど、その
孫が大人になって狭川に住む可能性はほとんどゼロ。また今年も金魚すくいが議題に
なったから、神社の主祭神・天手力男命にちなんで「腕相撲大会」を勝手に立ち上げ
ようとした矢先に、この巨木アートの話が降ってわいた、という次第なのだけれど、、、

狭川の会は、自治連合会長が発起人だが、自治会の組織ではない。ではないけれど、
自治連合会の意向は無視できないという。狭川の会で具体的なカタチは農地の草刈り
お助け隊だけで、発足したばかりだから続けるという。農地の草刈りと巨木アートによる
狭川の活性化が、組織として共存できるか。それは難しいし、ややこしい。巨木アートに
よる活性化が目的の独立組織として、NPO法人を立上げることにした。名前は九頭神社の
主祭神・天手力男命(アメノタヂカラオノミコト)にちなんで、「手力男(タヂカラオ)」。

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