カタツムリの、歩幅。(篆刻:蝸牛)

蝸牛
いまや環境問題は地球規模、グローバル化した。しかし、この奈良市東部山間の 下水道整備と水洗化だって、われわれ地域の住民には大きな環境問題だ。 我が家は、長い間簡易水洗だった。用が済んだら水を流すが、量が少ないので、 水鉄砲で狙い撃ち。おかげで、グアム島の射撃場では「スーパー・エキスパート・ ナンバーワン」と認定され、キーホルダーをもらった。そんなことは水に流して。 NHKの「サイエンスZERO」で、バイオエネルギーの話があった。トウモロコシを エタノールにするなんてモッタイナイ。生ゴミ、木屑、雑草を、という研究が 5年もすれば実用化される、と聞いてひと安心。その続きで、陶器メーカーが カタツムリの殻に注目。汚れ落ちのその先、汚れが付かない便器の開発話が あった。科学も、最後に頼る先はやっぱり自然なのだ、と妙に得心した。 我が家の環境問題に話を戻せば。便器の汚れの洗濯よりも、便座の選択。 人感センサーでふたが開くなど論外で、まずはお尻が洗える便器にすべきか、 どうか。浄水場が完成したのは、この4月。水洗化は3年以内にすればよい。 篆刻は、「蝸牛」。カタツムリの歩幅はどう測るか知らないが、急がず、あわてず 考えよう。このブログだって、あんまり飛ばすと息切れする。ぼちぼちと、参ろう。
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