この篆刻風文字は、東京の漢方薬屋さん「ゑびや」のパッケージ用に書いた「蜂子」。
蜂の子も漢方薬とは知らなかったが、この地区では蜂の子を好んで食べる人も多い。
子どもの頃、こよりを付けて追い、巣を探して獲ったという。寄合いでの菓子代わりに
蜂の子の佃煮が出たこともあり、よろこんで食べる人を私はただただながめるばかり。
蜂の子なら冬を前にしての「薬喰い」になるが、スズメバチ、それもオオスズメバチだと
危険このうえない。それが家の横の里道の際で巣をつくっている。天気のよい日には
蜂の出入りも活発で、道も通れない。そこはお婆さんが亡くなり相続されてない空き地。
以前、我が家の桐の木の根元に蜜蜂が巣をつくり、それを狙うスズメバチが来た時は
市役所に電話したら、すぐに養蜂業者が来て、巣をとり、美味しい蜂蜜もたっぷり貰えて、
それでも無料だった。今回は市に電話したが例の仕分けとやらで担当する課が無くなり、
電話は保健所の方に廻されて、結論は私有地なら業者に有料で頼むしかないという。
「ハチ・トラップで捕獲する方法もありますが」と聞いたので検索したら、「穴を開けた
プラボトルに蜜などを入れて獲る」方法だと分かったが。それが有効なのは女王蜂が
越冬明けの4、5月で、6月以降は働き蜂が活発になるので危険、との注意があった。
今年3回蜂に刺された知人がいるが、オオスズメバチでなかったから、まだ生きている。
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- 恐怖の、オオスズメバチ。(篆刻風画像:蜂子)
恐怖の、オオスズメバチ。(篆刻風画像:蜂子)
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