ある、愛の歌。(篆刻:愛)

愛
で、私の書いたCMソングの歌詞とは、○○○化粧品のためのもの。 阿久悠さんの話に続けて書くのもおこがましいが、どさくさまぎれに。  「Take Love Softly 肩の力を抜いて Take It Easy 水の流れのように  I’ll Be Fine, You’ll Be Mine 愛は気ままな猫だから 強く抱いてはいけません  ○○○ 愛がすこし見えてきた」 ・・・というのが、1番。 恥かきついでに、2番は。  「Take Love Softly 肩の力を抜いて Take It Easy 雲のただようように  I’ll Be Fine, You’ll Be Mine 愛はシルクの糸だから きつく握っちゃいけません  ○○○ 愛がすこし見えてきた」 まあ、こんな歌の録音を後ろで聞いていたら、高橋さんも不機嫌になるだろうけど。 作曲は、井上大輔さん。「ブルー・シャトウ」は大学時代の大ヒット曲だし、その頃 井上さんは絶好調だったから、私としてはご機嫌だったけれど。その井上さんは、 2000年に網膜の病を苦に自殺された。篆刻は、「愛」。愛は、後ろに心を残しながら 立ち去ろうとする人の姿だという。愛が猫かシルクかはともかく、誰かが亡くなって、 その愛に気づくことが多いという意味で、愛は愛惜と限りなく近い言葉に違いない。
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