努力、しない。(篆刻:努)

努 ●第一章 「努力しない」から、いい結果になる。・・・力が入ったら疑え。持つほどに 不自由になる。得ることは失うことである。上手な諦め方は生きる力を生む。 壁は上に乗るといい。頑張ると柔らかさを失う。悟らぬうちが花。期待しなければ 苦しくならない。賢くみせるのは賢くない。●第二章 「何もない」から、満たされる。 ・・・何もない状態は豊かである。生きるという才能があれば十分だ。仕事が休みに なる。分析したらそこで終わりになる。アバウトな方が的を射る。「」をつけないことが 格好いい。誇りはうつむき加減に持つ。知識は足すより引いてみる。ゆったりすると 物事を鋭くつかめる。部分だけ正すと元に戻る。意味のないところに可能性が ある。●第三章 「求めない」から、上手くいく。・・・求めると願いはかなわない。 目標は横に置くといい。わからないことをわからないままにする。マイナー感覚が あれば自分を見失わない。行く手ばかりを見るのは危ない。自由はルールの 中にある。地面から離れるほど本能は衰える。我慢すれば報われるは錯覚である。 愛は本来不純なものである。熱血はあてにならない。●第四章 「つくらない」から、 いいものが生まれる。・・・つくると嘘が入る。表だけで生きるとおかしくなる。(続く)
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