農協の夏の展示会で、誰でも1回金魚すくいができたのだが、カミサンがやって
1匹もとれなかった。ならばと、私が100円払って挑戦したら、26匹もとれた。
金魚のため池は大きいから大丈夫だろうと全部入れたのだが、毎日、4匹5匹と
死んで、10匹足らずになってしまった。小さなのが増えたストレスか、最古参の
大きい金魚も1匹死んだ。顔を出すと寄ってきたヤツなので、可哀相なことをした。
ところが、先日1センチ足らずのブチの金魚の子を発見。よく見ればそれが、もう
1匹。小さいがなかなか形もよく、元気いっぱい。そればかりではない。金魚釣りの
と同じくらいの大きさの黒いのが、2匹いる。今年は2回卵を産んで、4匹残った
らしい。金魚は、自分で産んだ卵を自分で食べてしまうから、オオカナダモのなかで
隠れていた卵だけが生き残る。ここにも消えていく生命と新しく生まれる命があった。
話は変わるが、ジンベイザメで人気の大阪天保山の水族館・海遊館がオープンから
20周年を迎えて、7月27日には5555万5555人目の入場者を記録したという。
開業当時の電車の中吊りポスター。写真が魚の鼻先の超アップで迫力満点。
コピーは太いゴシックで「ウォー!」と書いてあった。私が出した案は「ギョッ!」だった
ので、本当にギョッとした。魚には驚かされることが、多い。篆刻は、魚の象形文字。
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「ギョッ!」と、「ウォー!」。(篆刻:魚)
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