奈良で、音楽祭?(篆刻:音楽)

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昔、奈良で酔って入ったジャズの店で生演奏していて、リクエストもありだというから
“ブルーベリー・ヒル”を頼んだら、それはジャズじゃないと言われて酔いが醒めた。
ジャズとポピュラーの違いが分からない私にとっては、今年で4回目奈良県主催の
ムジークフェスタでの秋満義孝のステージはとっても楽しかった。いわゆるジャズは
最後の“A列車でいこう”だけで、映画音楽ありラテンありと、耳にしたことがある曲
ばかり。音楽は理屈抜きで楽しくなくっちゃ、とひさしぶりの生演奏に心がはずんだ。

もうひとつ、“PARINARA”という映像と音楽のイベントにも行った。最初は奈良の
若者たちの演奏で、2番目は尺八とピアノ、メインらしきはモッズのバンドだったから
何がパリで、どう奈良なのかは分からないけれど、楽しかったからいいじゃないか。

それはそれで楽しかったけれど。イベントの前に腹ごしらえに入った餅飯殿の小さな
レストランにも、東大寺門前の「夢風ひろば」にも、ムジークフェスタのポスターがない。
レストランではそんなイベント知らないというし、夢風ひろばでは「協賛しないと言ったら、
帰っていった。ポスター貼るだけなら、スペースはいっぱいあるのに」という話だった。
6月28日までの16日間、奈良県内あちこちで相当の数の音楽イベントがあったのに、
かなりの人員、予算を費やしただろうに、やっぱり根っこはお役所仕事なのが残念!!

 

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