明日、ふじい忠一さんを病院に訪ねるなら、何をしたらいいか。まず、半紙に筆で 「やる木、げん木」と書いて、裏打ちして、適当な額にいれた。人の数倍のやる気で 巨木を曲げた忠一さんを、見舞い、励ますには、この言葉がいいと信じた…
篆刻ブログ 篆からの、贈りもの。
④氏子も、賛成する。(篆刻:氏子)
狭川・九頭神社は宮司ひとりと、9町を3ブロックにした代表・氏子総代3人で支え らえている。4人は、毎月1日、18日に月並祭を行い、運営について協議・決定し、 それを9町の信徒総代に伝えて、協力を依頼する。3月1日に宮司が…
③狭川に、やる気を。(篆刻:ヤル気)
T.H夫妻が快諾してくださったので、お礼に美味しい蕎麦を食べていただくことに した。というのも、一緒に巨木を見に行ったM.Kさんは、浄瑠璃寺門前で蕎麦屋を していて、K.Hさんも行きつけだったから。M.Kさんと知り合った…
②狭川のために。(篆刻:アート)
ふじい忠一さんの奥さん・M子さんに巨木の処分を頼まれて考えた。篆刻で縁ができた 大阪芸大の方や東京芸大出の先輩もいる。芸大なら収蔵してくれるだろう。奈良県立 美術館にも置いてもらえるかも。しかし、収蔵されても、常設展示で…
①巨木に、出会う。(篆刻:巨木)
きようは、5月20日。ふじい忠一さんの巨木アートに出会ったのが、2月20日 だから、あれからちょうど3ヶ月になる。この奈良から、さほど遠くない伊賀上野の 島ヶ原に太い木を曲げる人がいるから、見に行かないかという話は、かな…
椿の、フォトブック。(篆刻:椿)
我が百野草(ものぐさ)荘には、椿が130本ほど植えてある。最初の30本は、亡く なった息子の慰霊のため。後の100本は空き家に置き去りにされた鉢を引き取って 地植えしたもの。半分は名前が判らないが、残りは名のある椿で、そ…
襖を、張る。(篆刻:張)
これを襖(ふすま)と言っていいものか、どうか。居間の襖4枚は建付けがゆがんで いたので、家具屋の友人にベニヤで作ってもらったもの。しかも大和間で幅が広い から、薄いグリーンの布を張って、黒い縁をつけている。その布が湿気の…
雪餅草の奇跡。(篆刻?:餅)
少し前の話だが、餅をつく季節だから、まァいいかと、雪餅草の話。ユキモチソウは 仏炎苞と呼ばれるラッパかお姫様の襟のような花を咲かせるけれど、その中心は 2センチほどの真っ白なお餅そっくり。それが今年二つも咲いてよろこんだ…
桃栗三年、柿三十五年。(篆刻:柿)
庭で花や実を見つけて、「あ、こんなところに。写真を撮らなきゃ!」と思うのだが、 撮り忘れるだけでなく、それが何だったかが思いだせない。昨日も、そんなことが あって、さっき篆刻を彫りながら、ふと思い出したのは、庭の「柿の実…
蔦屋(ツタヤ)へ、綱渡り。(篆刻:蔦)
ありがたいご縁があって、枚方(ひらかた)T-SITEで、8月20日~26日まで、篆刻展 「言葉を、花に。」をさせていただくことになった。枚方はCCC創業の地で、蔦屋書店を 核に、床面積は代官山、湘南を抜いて最大。その4階…