篆刻ブログ 篆からの、贈りもの。

ムカデ、憎し。(篆刻:百足)

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数年前、インド人がこの田舎家に来たとき、しきりに家の中にヘビが入ってこないかと 心配していた。片言で「ヘビは入って来ない」と言えたが、「ムカデは家にも来る」とは 英語が判らないので言わなかった。いまになって調べてみたら&…

11:文字を引きずり廻せ。

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  「篆刻:久乃(12ミリ角)」 ずいぶん久しぶりの「篆刻の常識を見直す講座」だから「久乃」なのではないけれど。書道をされている娘さんへ、お母さんから落款印二顆(か・篆刻の数)セットのプレゼントのご依頼だった。作品に署名…

余命、2~3年。(篆刻:メ)

余命、2~3年。(篆刻:メ)サムネイル
長く使っていたメガネがどうも見づらい。草刈りで傷もついたので、メガネのMで 検眼して新しいレンズに替えたのだが。夜、信号の緑が四方ににじんで花びらの ように見えた。外の信号も見ながら再検眼してレンズを替えてもらったが、信…

私は、職人か。(篆刻:職)

私は、職人か。(篆刻:職)サムネイル
私の祖父は横浜・関内の洋家具職人。父は店舗のショーケースなどを作ったが 木工職人ではある。私は横浜生まれの三代目で浜っこだが、職人なのかどうか。 たまたま読み直した永六輔の『職人』(1996年、岩波新書)は、職人たちの名…

書が、判らない。(篆刻:書)

書が、判らない。(篆刻:書)サムネイル
先週の「情熱大陸」は女性書家の中塚翠涛。ルーブル美術館での展覧会に招待 されたのに驚いたが、それで二つの金賞をもらったというから、もっとビックリした。 こういう私の書道歴は小学校で教室に通い、県の教書大会に学校から選ばれ…

店が、無い。(篆刻:店)

店が、無い。(篆刻:店)サムネイル
約35年前、この狭川に越して来た時は肉と果物を売る店があった。村の宴会の たびに、そこで肉を買い、野菜は持ち寄りでスキ焼きをした。肉など誰もありがた がらなくなって仕出し弁当に替わった頃、その店は閉まり、店の家族は奈良市…
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