心を澄ませて、読む。(篆刻:澄心)

セイマイヤ・ミット様 送っていただいた本、届いてすぐに読み、また今日、もう1度読みました。 久しぶりに引いた鼻風邪がやっと治りかけて、仕事の区切りも良かったので、 心を澄ませて読むことができました。あなたが育った四国西端…

品格と、侠気。(篆刻:侠気)

きのう、「素心」をブログにアップして、さあ昼メシ、と思ったところに、1冊の本が 馬場啓一氏から届いた。こう書房から、この7月10日に発行されたばかりの 著作で、書名は『人間の品格』。まるで、私の「素心」をテレパシーでのぞ…

田の中の、私。(篆刻:田中)

環境関係の本を何冊か読んだ。その中で、いちばん面白かった本は、 『いちばん大事なこと-養老教授の環境論』だった。何回か、読み返した。 先日の日経新聞の環境特集では、同じような話を「エコの壁を直視しよう」、 「エコの壁を超…

森林の、ウソ。(篆刻:森)

『環境問題は なぜウソがまかり通るのか』という本を読んでいるところに、 アマゾンからメールが入ってきた。件名は、「DVD 『不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション』、今なら1,045 OFF。」 私の目の前…

ただ、生きて在れ!(篆刻:LET IT BE)

「なんにも書くな。なんにも読むな。なんにも思ふな。ただ、生きて在れ!」 先日酔った勢いで買った太宰治の古本をたまたま開いたら、『めくら草紙』という 短編の冒頭にこんなことが書いてあって、「え、私のブログへのコメントかな」…

夢のように、死んで。(篆刻:夢死)

もう少し、池田晶子さんの『人生のほんとう』から。 「死んだ人が悲しいと思っているかどうかはわからない。死ぬのが本人にとって 悲しいことなのかどうか、われわれにはあくまでもわからないんですよ。 だって、われわれは死んだこと…

酔うように、生きて。(篆刻:酔生)

新聞で週刊誌の広告を見て、驚いた。え、池田晶子さんが死んだ? 検索したら、3月2日に訃報があって、2月23日に腎臓がんで亡くなっていた。 私が彼女の『人生のほんとう』を読んだのは、去年。2006年4月のあとがきには、 0…

日本語に、ご用心。(篆刻:用心)

私の大学の後輩で、作家であり大学教授でもある馬場啓一氏から、 何冊か著書を頂戴していたので、『篆からの、贈りもの。』の本をお送りした。 内容はさておいて「本のタイトルに句読点があるのは珍しい」とのご指摘があった。 そう言…

気力の、出どころ。(篆刻:気力)

戸川幸夫の『高安犬物語』から、もうひとつ『土佐犬物語』という話。 土佐犬は、闘争精神の旺盛な土佐在来の日本犬に、セントバーナードなど 体力と忍耐力のある洋犬を交配したものという。剣道の道場主に育てられたキチは、 父母が横…
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