「正臣(20×20ミリ)」 油絵は気に入るまで何度でも塗り重ねられるそうだが、ほとんどの創作はどこかで踏ん切りをつけて作品として仕上げなければならない。篆刻のデザインをして彫らずに翌日見直せば、きっとどこかを…
篆刻
拝啓 篠田桃紅様 (篆刻:創)
NHKで篠田桃紅さんのドキュメンタリーを見た。私の亡くなった母と同じ大正2年の 生まれで102歳。ディレクターにいきなり「取材で真実が撮れるなんて思い上りよ」と カウンターを浴びせるのだから、まだまだ元気。「人間が桜を可…
蛇の目さん、助かりました。(篆刻:端)
夜はもう15℃以下に下がるので、掘りコタツの布団だけを掛けている。この布団は コタツが大和間の畳一枚分なので長さ3.2、幅2.4メートルと大きい。このカバーを カミサンが縫い終わり、次の暖簾にとりかかった時、ミシンのコン…
気功を習うべきか。(篆刻:気)
新聞広告で『気功治療』(日本AST協会)が目にとまった。気功など忘れていたが、 アマゾンで取寄せてみた。手当という言葉があるから、人は誰でも手などから気を 出せるのだが、私は普通の人より少し強く出せるらしい。体調や気力に…
不味そうな、エンブレム。(篆刻:味)
いままで喫っていたキャビンがウィンストンになって、パッケージも変わった。中には 「味・香りは変わりません」という紙が入っているが、2箱喫ってもキャビンの味・香りが しない。パッケージが変わっただけだろうが、視覚的印象は味…
遊にも、有り難う。(篆刻:羊角紋瓦当「有難」)
第15回三游会《和気(わき)》がお蔭様で無事終了した。名勝・大乗院という新しい 会場で、晴れたのは2日目の午後だけ、雨が降ったりしたのに、いつもと変わらぬ 大勢の方々に遠方からもお越しいただきました。誠に有り難く、お礼申…
日展を見てきた。(篆刻:続歩不倒)
奈良の陶芸家・喜多浩介さんが、改組新第1回日展の工芸美術で特選を受賞 された。券を送っていただいたが三游会の準備もあって最終日にやっと見せて いただくことができた。《渇きの惑星》という作品は会場入り口にあって、すぐに 分…
金沢で、出逢って。(篆刻:出逢)
4月3日からの三游会用に篆刻、大小40点ほどを彫りはじめて約1ケ月。昨日、 額装するための裏打ちに出して、ひとまず一段落したから、久しぶりのこのブログ。 45年前、新米コピーライターの私は、三菱銀行広報課分室でチラシなど…
世尊院から、大乗院へ。(篆刻:足下楽土)
このところずっと4月3~5日の「三游会」の作品デザインにかかりきりで、このブログが お留守になってしまった。2/3ほど出来たので、ひと息ついて、会場の話を。野の花と 遊ぶ「花の会」と楽篆堂の共同展は、ちょうど20年前、平…
富士山の合力、近藤さん。(篆刻:富士山と合力)
待ちかねた『ぼくの仕事場は富士山です。』(近藤光一著、講談社)が届いたので、 早速読みはじめたが、ちょっとコワゴワでもあった。というのは、その近藤さんから 「富士山登山ガイドをしている、社名の合力(ごうりき)と富士山の篆…