環境

送る、火。(篆刻:火)

送る、火。(篆刻:火)サムネイル
京都・五山の送り火は、知人のマンションが大文字のほぼ正面にあるので、何回か 見せてもらった。亡くなった息子の戒名を護摩木に書いて燃やしもした。燃え上がる 大文字を見ながら、隣の人に息子さんのことを思い出すでしょと言われた…

パイプ、漏れる。(篆刻:管)

離れに行く土間に、また猫がおしっこをたっぷりした。と思ったのだが、ほとんど 匂わないから猫ではないらしい。時間がたつと、固いはずの三和土(たたき)の土が ゆるくなっている。掘ってみれば、塩ビのパイプから、わずかに水がしみ…

春風に、花笑う。(篆刻:花笑春風)

この前のコメントに「次は、勇気や元気の出る話を」と書いたが、なかなかそんな気に なれない。最近のマスコミの調子は少し変わってきて、「日本の底力」だ「スゴ技」だと 元気に火をつけようとするが、続いて流れるニュースは、政府と…

専門家を、信じろ?(篆刻:専)

きょうは皮肉にも電気記念日だが。再び「内田樹の研究室」の引用。「(2)臨機応変」 は次元が低過ぎるから無視する。「(3)専門家への委託 (前半、略)自然資源、上下 水道や通信や道路や鉄道といった社会的インフラ、あるいは司…

東電、崩れる。(篆刻:崩)

仙台の兄とは、昨日14日の朝、携帯で話ができた。太白区の家のガラスは 割れなかったものの、屋内のすべてが散乱して、片づけに一日かかったという。 「兄の家は太陽光発電だから、万一停電でも大丈夫」と漠然と思っていたが、 原発…

海が、震えた。(篆刻:震)

海が、震えた。(篆刻:震)サムネイル
さきほど、大阪の息子から携帯にメールが入った。「関西電力の電気を東北に送る ので、家の不要な電気を消して節電・送電に協力して欲しい」との転送依頼だった。 すぐ不要の電気を消して、カミサンと二人で携帯アドレスの分かる範囲に…

木を、伐ること。(篆刻:伐)

去年、北隣の家の裏山で樫を伐りはじめた。どこの家にもチェーンソーはあるから、 多少の太さなら自分で伐れるのだが、裏山で伸び放題になったのは、手に負えない。 専門の業者に頼んで手間賃なしで伐ってもらい、その樫は業者が持ち帰…

降ってわいた、屋根。(篆刻:降)

2階の仕事場の屋根が揺れている。電動ドライバーの音が、あちこちで響く。 昔なら1月14日は、まだ松の内。突然、我が家の屋根工事が始まったのだ。 去年から、気にはなっていたのだが。ワラ屋根にかぶせたトタンの塗料が、 剥げは…

畑で、ボチボチ。(篆刻:ボチボチ)

猫の額のような畑に植えた3本のキュウリが、1日2、3本ずつ生りはじめた。 トマトも、うっすら赤くなりはじめた。ナスは、やっとプルーン程度になったが、 虫に食われながらも、大きくなろうとする意思は見える。今年は気まぐれにだ…

水の、こころ。(篆刻:水心)

さて、春らしいぽかぽか陽気の土曜と日曜。ここで掘らなきゃ掘る日はないよ、と 好天に後押しされて、湿地と畑を分断する溝掘り作戦は敢行された。 まず、ミニ耕運機で真っ直ぐルートを作りながら、黒い表土を柔らかくしていく。 それ…
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