社会

懸かりながら、待つ。(篆刻:懸待)

今朝の日経を、1面からよく読んだ。参院選後、このブログでも、この総理の 言葉は信じられないと書いたが、辞任表明の言葉も意味も、軽く、空疎。しかも、 あと1週間後には新総理が決まるというのに、日本中で誰も予測できない、とい…

生んで、育てる。(篆刻:愛育)

横浜から奈良に越してきて、かれこれ30年になる。住みはじめた頃は、 まあ、何と覇気のない町なのだろうと驚いたが。最近は、奈良はこのままでいい、 余計な開発などしないで、そっとそのままにしておいて欲しい、と思う。 京都のき…

足るを、知る。(篆刻:知足)

以前、新聞で読んだときは、あまりの貧しさからの苦しまぎれかなと思ったが、 どうもそんな次元のことではないらしい。ブータンという国のGNPならぬGNHは、 グロス・ナショナル・ハピネス。国力を国民の幸福の総量で表す、という…

品格と、侠気。(篆刻:侠気)

きのう、「素心」をブログにアップして、さあ昼メシ、と思ったところに、1冊の本が 馬場啓一氏から届いた。こう書房から、この7月10日に発行されたばかりの 著作で、書名は『人間の品格』。まるで、私の「素心」をテレパシーでのぞ…

消えた、素心。(篆刻:素心)

とうとう日本は、こんな国に成り下がってしまったのか。このブログで、政治の話など あまりしたくはないが、これは政治以前の話として。与党の党首が、国政選挙で 歴史的な惨敗をしても、なお「基本の政策は、理解を得られている」と言…

選挙に、ため息。(篆刻:息)

どうもよく分からないので、困っている。たとえば、赤城農水相の事務所経費の 問題なんですが。計上した数字が、そのまま税金から支払われるなら、 けしからんけど、どうもそれほどシンプルではないらしい。政党交付金から 支払われる…

無は、ゼロじゃない。(篆刻:無)

正月のNHK教育テレビだったと思うのだが、見ず知らず同士が生き方、考え方を 語り合う「一期一会」という、真面目な番組。東京で旅行プランナーを目指して バイトしながら専門学校に通う20歳の男性が、福岡で18歳無職の女性と会…

春よ、来い。(篆刻:春)

12年前のきょう、1月17日。夜中に、犬がはじめてベッドに乗ってきた。 午前5時46分、家全体が揺れて、目が覚めた。4人の家族は、無事だった。 すぐつけたテレビも、はじめは被害の大きさをとらえきれてはいなかった。 しかし…

和食の戦いと、平和。(篆刻:和)

農水省が世界各地の「正しい和食」を提供する店の認証制度を考えているそうだ。 で、思い出したのが、ずっと昔、ロケで行ったハワイの寿司屋でのこと。 日本人の板前さんと、意気投合。酔いも手伝って、オモロイことをやりたくなった。…
ページ上部へ