篆刻のブログがこんな流れになると思わなかったが、連帯保証をかぶった話。 楽しい話ではない(でも、人によってはうれしい話かも)から、細かな流れを端折って、 要点だけにします。義兄の親しい弁護士に事情を話すと、「それ、時効じ…
篆刻ブログ 篆からの、贈りもの。
湘南の浪、高し。(篆刻:浪)
ロードスターは、湘南海岸で富士山を見ながら走るには絶好だった。奈良ナンバーは、 似合わないけど。東京の広告代理店と契約、事務所も大阪堂島から東京神田へ移った。 当初は事務所で寝泊りしたが、ひとり暮らしの経験がほとんどない…
天につながる、オープンカー。(篆刻:天)
ガレージでブルーシートをかぶっていたベンツは、引き取られていった。うつ病も治った。 だが数年後。また開放的なオープンカーに乗りたいという煩悩に、キーが入る。 マツダのロードスターの中古車を買った。あのベンツの頭金で、ちょ…
心を攻めるのが、上である。(篆刻:攻心為上)
怒った龍、って私なんですが、グイグイ力まかせに攻めまくった。購入前後の経過を A3に3枚も細かく書き出す。ファックスで抗議する。内容証明を送りつけて裁判だという。 その頃居合いも少しやっていて、ベンツと関係ないのだが、日…
登る龍、怒る龍。(篆刻:登龍)
龍には、ずいぶん振り回された。といっても、問題なのは龍ではなく、私なのだが。 アントニオ・ガウディの自動書記(ガウディが乗り移って、彼しか知らないはずの ことを書く)をされたという霊能者M女史。彼女に「七匹の龍が付いてい…
掌に、神が降る。(篆刻:掌)
「ブラブラしているなら・・・」という言葉は、前にも言ってもらった覚えがある。 広告代理店を辞めた私に声をかけてくれたのは、Mさん。コピーライターの先輩で、 剣道部の先輩でもある。剣道の後にビールをしこたま飲んで、帰りの電…
心の中に、仏あり。(篆刻:心中仏)
吉田脩二先生は、クリニックでは若い患者さんを診て、成人は他の先生が 担当されていた。カミサンの手紙を読んで、「ならば」と答えてくださったことを後で知る。 私の全快を見届けるように、医師を引退されたから、私は大人の最後の患…
大丈夫、うつ病は治ります。(篆刻:大丈夫)
うつ病は、周りが「頑張って」と励ましてはいけない病気。だから家族、とくにカミサンは 困りはてていた。「たまには本でも読んだら」というくらい。なすすべも無く、神に仏に 祈りながら、ひたすらに待っていた。何を待っていたのか。…
うつ病という、困難。(篆刻:困難遊戯)
おかしい、と気づいたのは、朝の通勤の運転で。なぜかセンターラインを越える。 そのまま病院へ行った。結果は、うつ病。睡眠障害、自律神経失調、食欲不振。 テレビや新聞はもちろん、何にも意欲も興味もない。とにかく、人と会うのが…
うつ病、そして「ハイエスト・ハイ」。(ロゴ:HighestHigh)
さて「袋や」は、どうなったか。決して便利ではないのに、けっこうお客さんは来てくれた。 皆さん、空気がおいしい、緑がきれい、とお茶を飲み、お菓子を食べながら感激される。 あら、もうこんな時間、とあわててお帰りになる。黒字に…